湊かなえのイヤミス(読んだ後にイヤな気持ちになるミステリー)が好きです。
湊かなえさんと言えば「告白」ですが、湊かなえのエッセイ「山猫珈琲」上、下巻が面白い!
「小説」を読むときは「人間心理が深い」と思いながら読んでましたが、「エッセイ」には、主婦あるあるや家族のことも書かれていて、勝手に親近感がわきました。
デビュー10周年で、47都道府県サイン会してます。
近くの書店に来たときは、ぜひ会いたい!
湊かなえ「山猫珈琲上巻」の感想を書きます。
ネタバレはしません!
湊かなえとは
2007年に「聖職者」で小説推理新人賞を受賞して、小説家デビュー
翌年には、「告白」で本屋大賞
映画ラストで松たか子の「ドッカーン」衝撃的「イヤミス」でした。
松たか子の娘役が、まだ幼い芦田愛菜でしたね。
「告白」が大ヒットしたので、5年後の目標は、「告白」が代表作と言われないようにしたい!
なんて!意識高い系!
小説に出てくる1人1人の経歴
キャラクターをはっきり設定することで、勝手に物語が動いていくと語る・・・天才
1973年生まれ
広島県因島の実家は柑橘農園
よく小説に、瀬戸内海の島や景色、柑橘農家の話が出てきます!
高校卒業後、武庫川女子大学 家政学部被服学科に進学 兵庫県へ
アパレル勤務
青年海外協力隊で2年間「トンガ」で家庭科教師を経験
帰国後に、淡路島の高校で家庭科の非常勤講師をしていた。
27歳で結婚
夫の実家のある淡路島在住
夫と中学生の女の子と3人暮らし
主婦と子育てをしながら、深夜に小説を書く。
大尊敬です!
前に雑誌のインタビューで言ってました。
小説家デビューをする前に「ラジオドラマ大賞」を取って、脚本家になろうとした。
「地方在住のまま、脚本家は難しいです」と言われたことで、
「映像化できないものを作ってやる!」と、小説家になりました。
テレビのインタビューで見ると、どこにでもいそうな主婦の雰囲気で、可愛い声なのに芯の強い発言のギャップがいい!
2017年はデビュー10周年
47都道府県サイン会ツアー中
是非、サイン会に行きたい!
今までは、図書館で借りてました
大好きな湊かなえさんの小説ですが、図書館で借りてました!
新刊が出ると、市の図書館で予約してました。
貸出カードを持っていれば、ネットから予約できるんです。
少し遅れると、100人以上の予約・・・
いつ読めるのか・・・
隣街の図書館にも予約します。
理由は、ミステリーは1回しか読まないので、
買うのはもったいない!
湊先生すいませんm(__)m
湊かなえ 初のエッセイ集「山猫珈琲」
タイトル「山猫珈琲」は、湊かなえさんの好きなものベスト3
「山」「猫」「珈琲」そのままです。
エッセイなので、小説のイヤミスと違って、
普段の生活での夫婦逆ちゃうの?っていう夫との「記念日」エピソード
小説「告白」に対する思い
小説家として思っていることなどが書いてあります。
淡路島の美味しい食べ物の話が多いです。
いろいろなことにツッコミながら、生活している様子
主婦あるある
作家の大先生だけど、普通の主婦!
と感じることが出来て、勝手に親近感がわきました。
ホテル、宿好きの私が感動したホテル
淡路島にある「ウェスティン淡路」
この「ウェスティン淡路」で湊かなえさんが結婚式を挙げていたこと
「湊かなえ」がペンネームであったことを初めて知りました。
小説とは違う発見に、これから読む角度が変わって読めそうです。
10周年記念サイン会
作家のサイン会に行くにも東京や大阪に行かなくてはいけないのは・・・
という湊かなえ先生の言葉で、全国を回ってます!
近くの書店に来た時には、お会いしたい!
図書館の本は持っていけませんから、この「山猫珈琲」を持っていきます!
下巻に続く!