卒婚の生活費は同居と別居で違う!お金は30代40代から準備しよう!

卒婚が話題になっていますが、卒婚は、離婚と違うの?

 

似たように思えますが、離婚と卒婚は違います。

 

卒婚と離婚の違い・卒婚の生活費は同居、別居で違います。

 

離婚じゃなく、卒婚を選ぶ理由や30代、40代からお金の準備が必要に迫ります。

卒婚と離婚の違い!

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卒婚と言う言葉が登場して、話題になったのは、2004年に杉山由美子さんが書いた「卒婚のススメ」という本からです。

 

「卒婚のススメ」では、離婚か仮面夫婦か、今まで二択(円満夫婦はないの?)だった夫婦の形の新しい在り方が提案されています。

 

卒婚は、籍を入れたままで、干渉せずにお互いに自由な生活をすることです。

 

卒婚を考える時期、きっかけとしては、子どもの独立や夫の定年退職などのタイミングが多いので、「子育てからの卒業」「夫を支える妻からの卒業」「夫婦からの卒業」という意味が強いです。

 

離婚の方がいいケースは、相手に不満が募って、一緒にいることが耐えられない場合です。

 

卒婚をススメられるのは、お互いが生活面や経済面、精神面に自立していて、健康な場合です。

 

お互いに自立して健康でないと、気になって干渉せずにはいられなくなります。

 

卒婚と離婚の違いは、籍を抜くか、抜かないかの違いです。

 

卒婚は同居も別居もあり!

卒婚は、籍を抜かず同居か別居か選びます!

 

注意!

同居の場合は、今までの生活と変わらないのでは?と思いますが、夫婦間できちんとルールを決めてから始めないと、何も変わらない状態になります。

 

決めるルールは、食事や掃除などの家事はキッパリそれぞれ分けるのか、分担するのか、お互い自由にと言っても生活費があります。どこまで、干渉するのか。

 

卒婚として、キッパリ契約を交わして分けないと、今までと変わらなくなりますね!

 

別居の場合なら、キッパリ分けられます!

 

お互いに自由に気楽になりたいなら、自分が住みたいところに住んで、たまに会いに行くのも楽しい別居型!

 

最近では、田舎暮らしをしたい夫と街に住みたい妻の別居型卒婚があります。

 

芸能人でも長野で暮らす清水国明さんと東京で暮らす妻や加山雄三さんの奥さんは、ニューヨークに住んでいます。

 

卒婚は夫婦の前向きな活動ですが、40代の「終活」でやること5つ!暗くない未来を考える明るい活動の記事にも書きましたが、夫婦関係を見直すきっかけになりますね!

 

卒婚の生活費が気になる!

卒婚で自由にとススメられても、気になるのは生活費です。

 

卒婚は、籍を抜いていないのだから、社会保障や年金なども夫に頼れたりします。

 

でもそれでは、今までの夫婦生活、夫婦関係と変わらないのでは?

 

人生100年などと言われてますが、年金も当てにならなくて、老後の資金はどのくらいいる?とか、貧乏老後にならないために老後の備えが必要な時代です。

 

卒婚をするには、それぞれが家事などの生活面・収入の経済面精神面で自立していることが必要です。

同居型の生活費

同居型なら住居は今までと一緒の住まいか、子供が独立して広すぎるなら住み替え、お互いが自由に過ごすには夫婦それぞれの部屋が必要です。

 

食費は、食事を全く別にするか、家事を分担するか、それぞれテイクアウトや外食が増えると割高になります。

 

同居の場合、家事の分担や生活面をきちんと話し合わないと、結局どちらかの負担が大きくなって、今までの生活と同じになってしまいます。

 

別居型の生活費

別居型なら住居費は2件分で、今までの家に住む人ともう一つ、セカンドハウス的の住まいやマンションが必要です。

 

子供が独立して一人で住む場合、今までの家は広すぎる可能性があるので、家を売ってマンションを買うか賃貸にするか、選択も必要です。

 

食費は、2人分になって、テイクアウトや外食が増えると割高になります。

 

趣味や好きなことを自由にするには、趣味にもよりますがそれなりのお金が更に必要です。

 

経済的に自立していれば、問題はないですが、生活費も話し合いと契約が必要です。

 

卒婚のお金は、30代や40代から準備が必要です

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卒婚のためのお金は、老後の準備と一緒で30代や40代から準備が必要です。

 

卒婚しても同居型でも別居型でも、卒婚しなくても、老後の資金にお金がかかることは明確です。

 

老後の資金に1000万円必要だと言う説もあります。

 

そもそも何歳まで生きるかわかりません。

 

老後の資金は、子供にかかるお金が少ない小学生のうちに貯めようとよく言いますから、30代、40代が貯め時ということになります。

 

老後にひっそりと暮らすか、趣味に生きたいのか、贅沢に生きたいかでも老後の資金の額が違ってきます。

 

60歳で卒婚を考えたときに、家事をしていなかった夫が急に家事を始めることは困難ですし、専業主婦だった妻が経済的に自立することも難しいです。

 

卒婚を考えるなら、60才近くでお互いに自立していることを目標に30代、40代で準備していくことが必要です。

 

まとめ

卒婚が話題になって、離婚と違うの?という疑問になりましたが、卒婚と離婚の違いは籍を抜くか、抜かないか。

 

卒婚にも同居型と別居型があって、始める前に夫婦での話し合いとルール設定が必要です。

 

卒婚の生活費は、卒婚しないよりも割高になります。

 

卒婚を目指すなら、30代、40代からのお金の準備が必要です。

 

卒婚も夫婦に前向きな活動になりますが、40代の「終活」でやること5つ、暗くない!未来を考える明るい活動です。の記事にも書きましたが、夫婦関係を見直す機会になりますね!

 

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