ITフリーランスになってわかったメリットデメリット

こんにちは、MATSUです。

ITフリーランスに興味あるけど不安が多くて踏み切れない。。。
正社員が普通の世の中でその不安を抱くのは当たり前だと思います、正直言うと僕もITフリーランスになるまではそうでした。

そんな僕がITフリーランスになって経験したことを元にメリットやデメリットを書いていけたらと思います。

メリット

自分で仕事を選べる

正社員の場合、会社に決められた常駐先に向かうことが殆どですが、フリーランスでは自分で仕事を選べます。

開発言語は勿論、担当工程もある程度は絞って探すことができるため、キャリアのステップアップも描きやすくなりますし、自分のタイミングで新しい仕事へのチャレンジもしやすくなります。
IT業界は社歴よりは今までの経歴やスキルを強く意識する業界であるため、万が一正社員に戻る場合になったとしてもなっても強みになります。

また、契約期間が決まっており、何か月に1度仕事を続けるか続けないかを選べるため、仕事にギャップを感じた場合や人間関係が上手く行かない場合に早めに見切りをつけて次を仕事を探すこともできます。

給料がアップする

所属している会社が中小のIT企業であれば、大体の場合給与がアップします。
大卒の20代半ば、Java等の言語が2年?3年程度であれば転職なしで年収300万?350万程ですが、
それに対して同じ経験を持ったITフリーランスは年収が450万?600万くらいまで上がります。(2019年10月現在)

また、年収800万くらいまでは順当にステップアップして言語の経験年数積んでいけば現場を変える毎に昇給が見込めます。
正社員の場合はある一定の役職に就けるまでは年に5000円前後の昇給ですが、ITフリーランスの場合は年に1万?10万程の昇給が見込めるので、違いは歴然ですね。

ただし、基本働いた月のみの収入になるでボーナスが存在しないのと、税金を払うことになるので、年収が比較的高めの大手企業の場合、あまり変わらない可能性も高いのでこの辺りは注意が必要です。

無駄な残業を断りやすく、休みがとりやすい

基本的に働く時間は1日8時間ですが、月の稼働時間で働く契約になります。
例えば、最低稼働時間140時間、最高稼働時間200時間での契約だった場合、20日働いて160時間働いた場合と180時間働いた場合では給料変わらない(残業代が発生しない)ので理論上は短く働いた方が特になります。
ですので、メリハリを付けて仕事に取り掛かりやすく、必要ないと判断すれば残業しない方が得します。

また、有給休暇は存在しないのですが、時間内であれば休みを取っても問題ない為、仕事の進捗が良ければ私用でも休みをかなり取りやすくなります。

経費計上できる

スキルアップのための受験費用や参考書代、自己啓発での勉強で掛かった費用を経費に出来、それが来年度の税金減額につながるため事実上の収入が増えます。
これは会社にもよりますが、自己啓発への投資が幾分かはやり易いと思います。

また、カフェでの作業や打ち合わせ代、同じ職場での飲み会での出費等を一部経費にすること出来ますし、家で事業に関係あるなんらかの作業を行っていれば一部経費にすることも可能です。

デメリット

仕事が切られやすい

外注されている立場で且つ雇用の保証がされていないため、仕事が出来ないと判断された場合や人員削減を現場で行われた場合、急に契約が終了する場合があります。

仕事が出来ればある程度の年齢までは次の仕事がすぐ見つかるのであまり気にしなくても大丈夫なのですが、景気悪化や経営悪化などはこちらではどうしようもできない部分があるので、仕事がなくなってしまった場合のことをある程度は考え続ける必要があります。

繁忙期や長期休暇期間は正社員より損しやすい

繁忙期などで、最高稼働時間ギリギリまで残業した場合、どれだけ成果を出そうが給与に反映されないため、働きすぎた場合は実質の減給の扱いになってます。
また、夏休みなどのその月のみでの長期休暇期間の場合、現場の社員さんに合わせて長期休暇期間を取ると最低稼働時間が足りなくなってしまうことから認められず、泣く泣く出勤ということにもなってしまいます。
こちらは年末の場合は月を跨いで休める分、そこで追加で休みを取れば長い休みを取ることができるため多少は解決できます。

カードの作成やローンを組むのが困難になる

いくら給与が高くても、正社員と違って雇用の保証がされていないため、クレジットカードの作成やローンを組むのが困難になります。

クレジットカードはデビットカードを使うなどすれば問題ないのですが、ローンは殆どの場合で落とされます。

勿論収入が高くなる分まとまったお金を用意しやすくなるため、高額の家電や普通車くらいであれば一括で購入することも可能です。
しかし、マイホームなどの数千万の買い物はどうしてもローンを組む必要が高くなるため、夢のマイホームを叶えたいなどがある場合は少し考えた方がいいかもしれませんね。

確定申告や税金の関係の処理が面倒

正社員の場合、税金の支払い及び天引き、国への申告は全て会社で行ってくれますが、ITフリーランスは個人事業主の扱いであるため、すべて自分で行う事になります。

税金の支払いが会社員時代と比べると勝手が違っており、一括か数か月毎の分割支払いになる上に税金の種類毎に支払い月がバラバラな為、初年は支払日を把握するのが大変です。
ですが、役所に電話相談などすれば分割や支払日の調整などは可能で、支払いが難しいと感じたらすぐに相談出来るはせめての救いです。

確定申告関連は税理士さんと顧問契約を結べば幾分かは楽になりますが、月の顧問料と確定申告代理の費用が掛かってしまうため出費が増えてしまいます。
また、ITフリーランスは経費計上できるものが他の個人事業主と比べると少ないため、月に1000円程度で契約できる会計ソフトを使ってしまった方が出費を抑えやすく、楽するかわりに出費を増やすか面倒な雑務を自分でやるかわりに出費を抑えるか迷い所になるかもしれません。

まとめ

如何でしたか?

これを迷われた方は少し考えた方がいいかもしれませんが、なってみないとわからないこともありますし、正社員にはない強みもありますので、興味があるのであれば前向きに考えていただけると嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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