IT業界ってどうなの?業界の良いところ悪いところ

こんにちはMATSUです。

IT業界に興味あるけど、悪いイメージが強い
実際、過剰な中抜きやら社畜エッセイでなどでイメージを悪くされているようにも思えます。
確かに、間違っていない部分もありますが、ちょっと盛りすぎな部分があるなと個人的におもいます。

今回は、IT業界で正社員とフリーランス共に経験したMATSUが業界の良いところ、悪いところを書いていけたらと思います

IT業界の良いところ

飲み会が少ない

業界の空気として、あまり飲み会を積極的にやらない風潮があります。

定期的な飲み会を開く会社もあるのですが、月に1回程度だったりするので、他の業界と比べるとかなり少ないのかなと思います。

個人的な飲みに誘われる事も殆どないので、飲みニケーションを強要されることはまずないと思って大丈夫です。

飲み会や面倒な社内交流が嫌いな人は過ごしやすい業界なんじゃないかと思います。

同業界での転職のメリットが大きい

順当にキャリアを積み上げていれば2年程で転職を行えば基本的に給料が上がります。

これは、会社の評価システムの問題上、出来る人でも適正な昇給が見込めないのに対し、慢性的な人手不足が続いている業界だからです。

ですので、業界に入って2年程でちゃんとした経歴を身に着けたら社外から好条件を提示されることも多いのです。

また、業界の特徴として人間関係が希薄で、人の入れ替わりが激しくなりやすいので、転職に対するハードルも割と低いのもあると思います。

比較的新しいことを取り入れるのが早い

比較的新しめの業界で新規参入もそこそこ多いので、私服通勤だったりフレックス制等の普通の会社ではあまり取り入れられていないような制度も割とすんなり受け入れられています。

フレックス制は取り入れられて居なくても、業務開始時刻が10時の会社もあったりするので、体調面等で朝の出社が辛いなどある場合は一向かもしれません。

また、私服通勤OKの会社は規則が緩めのアットホームな雰囲気も出やすいので、サラリーマンの雰囲気が苦手な方でも馴染みやすいかもしれません。

IT業界の悪いところ

人間関係が希薄

セキュリティなどの関係で仕事を持ち帰るのが難しい関係上、自社サービスの仕事以外は社外に出て仕事をすることが殆どで、正社員であっても案件が変わる毎に人間関係が変わります。

更に、社内の人と関わるタイミングが月に1度の社内報告会くらいで、個人的な付き合いなどなければ顔を合わせることがないです。

見習いのうちは先輩と一緒に案件に入ることが多いのですが、それでも案件が変わると同じ先輩と仕事をする訳でもないので、気が付いたら月に一回挨拶する程度になることも普通です。

また、上記で述べたように飲み会などの交流イベントが基本的にはない為、正直会社には所属しているだけとなりやすいです。

一応正社員と言う肩書ではあるのですが、派遣社員に近い働きかだと思います。

この様な事情もあってか、最近は正社員と派遣社員、フリーランスの違いが会社との契約の違いくらいしかなく、あまり正社員であるメリットがない

特定の時期に激務になりやすい

システムの納期前等はどうしても忙しくなりやすく、かなり激務になります。

そうならない様にちゃんとスケジュールは組むのですが、なんだかんだで話が進まなかったり微妙な変更、不具合などの想定外の事案が発生してしまうので、納期前に忙しくならなかったらラッキーくらいな感じです。

特定の業務以外は徹夜にはならないのですが、終電前まで残業するくらいは覚悟しておいた方がいいでしょうあ。

スキルアップに失敗すると持ち直しが難しい

良くも悪くもスキルや経歴が重要な業界ですので、スキルアップに失敗してしまうと転職がしにくくなり、長い社内失業の様な状態に陥りやすくなります。

僕は初めて所属した会社の方針の問題上、特定の言語のみで仕事が出来ず、数か月毎に言語が変わったり、並行して別々の言語の仕事を短期間で行う事がありました。

こうなると、業務の難易度や稼働が高くなってしまうのに対して、スキルアップが望めない状態に陥ってしまいます。

この状態でいざ転職を行おうとすると、スキルがないと判断されて面談に落ちやすくなってしまったり、内定がもらえても条件が悪くなる等の弊害が生まれてしまいます。

実際に僕が転職した際には最初の会社よりも給与が下がってしまいました。

その後、その会社で2年スキルアップした後にITフリーランスとして成功は出来たので、結果的に持ち直せてはいます。

しかし、今でも最初の会社の経歴が使い物にならない状態なので、同年代でスキルアップを着実に進められたエンジニアと比べると給与相場も低めになったしまったので、遅れを取っている状態です。

この様に、スキルアップに失敗してしまった人に対して厳しい一面もあるため、常に勉強やスキルアップを意識できない人はあまり向いていない業界だと思います。

IT業界のこの辺りってどうなの?

過剰な中抜きが多いって本当?

割とSNS等で話題になりやすい部分に感じます。

確かに、多重請負が問題になり易い業界ではあるのですが、日々の生活に支障が出るほど中抜きされていることは殆どと言っていいほどないです。
中抜きされた結果、ボランティアで仕事をさせるみたいな悪評も書かれたりはしますが、間に人が入っている問題上そこまで酷い状態になることは稀だと思いますし、実際僕は遭遇したことはありません。

ただし、より中抜きされていない会社に所属出来る方が良いことであるのは確かなので、エージェントを利用して仕事を探す場合は僕も何次請けかは確認するようにしています。

仕様変更で激務になるって本当?

これはエッセイなんかで強調されていたりする部分ですね。
確かに、忙しい時期に小さめの仕様変更された上にリスケしないまま進めて激務になる現場も存在するため、実際にそんな会社も存在することは確かです。

もし、その様な現場にあたってしまったとしても、会社に所属して常駐している場合は自社の営業、ITフリーランスの場合は間のエージェントに伝えれば多少なりとも改善してもらえるか、別の案件に移動することも視野に入れてもらえます。

ただし、伝えてもまともに取り合ってももらえない場合は転職か別のエージェントを利用する事を検討した方が良いと思います。

また、激務になると言っても続いて1ヵ月くらいが普通ですし、毎日徹夜する程になることはまずありませんので、そこはあまり心配しなくてもいいかなと思います。

最近は働き方改革であまり残業させないみたいな風潮もあってか無理なことは無理と伝える会社もありますので、今後はよくなっていく部分なんじゃないかと思います。

まとめ

如何でしたか?

IT業界は厳しい一面もありますが、他の業界と比べると年功序列を無視してどんどんステップアップ出来たり、人間関係を浅めにしやすいなどの良いところもあります。

厳しい一面も程よい緊張感が保てると思えばいい部分になります。

もし、なんとなく合いそうな業界だなと思っていただける方が居たら、是非目指してもらえたらなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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