2022年2月4日に、「ミラクルシティコザ」の映画が公開されますね！
この作品は1970年と現代が沖縄市コザで交錯する、タイムスリップコメディ映画となっています。
主演は、安定感抜群の俳優・桐谷健太さん。
さらに主題歌は、沖縄のバンド「ORANGERANGE」さんが担当します！
では映画公開にあたって、「ミラクルシティコザ」の映画あらすじやキャスト紹介を詳しく調べてみました！
Contents
ミラクルシティコザ 映画あらすじ
映画「ミラクルシティコザ」は、2022年2月4日に公開されます。
沖縄を舞台に、1970年から現代のタイムスリップを描いた作品なのですが、もうすでに映画の広告ビジュアルが1970年代を彷彿とさせますよね～！
主演は桐谷健太さん。
監督と脚本は、沖縄県沖縄市出身の平一紘（たいら かずひろ）さんが務めます。
この作品は原作はなく、平一紘さんのオリジナル作品ということになるんですね。
沖縄を舞台にした作品ということで、2022年1月21日より沖縄県では先行上映が始まっていて、今話題になっているんですよ！
それではいったいどういうあらすじのお話なのか、チェックしていきましょう！
舞台となるのは、沖縄市コザ。
かつて活気にあふれていたものの、今では当時の面影を失ったコザという街に、翔太（津波⻯⽃）は暮らしています。
そんな翔太には、ちょっと変わった祖父・ハル（桐谷健太）がいました。ハルはかつてベトナム戦争に向かう米兵たちを盛り上げた伝説のロックンローラー。しかしハルは交通事故で亡くなってしまい、翔太は落ち込みます。
そんな翔太の前に現れたのは、なんと死んだはずのハル。
ハルは「やり残したことがある」と言い、なんと翔太の体を乗っ取ってタイムスリップしてしまったのです。
1970年にたどりついた翔太はハルとして、その時代を生きていくことになったのです。
現代と1970年のタイムスリップ、とてもワクワクしますよね！
時代の変化を楽しみながら、映画を見ることができるのではないでしょうか。
実は2022年は、沖縄の日本復帰50周年なのです。
第二次世界大戦からアメリカが沖縄に上陸し、1972年に沖縄は日本に復帰しました。
しかし現在も基地問題など、さまざまな問題が残っています。
そんな激動の時代の1970年と、2022年。
時代の移り変わりから沖縄の歴史についてまで、学ぶことができそうですよね。
そしてハルはロックンローラーということですが、なんと伝説のバンド「紫」が今回映画に全面協力！
初期の紫かっけぇなぁ！！
初めて見たとき外タレバンドかと思った
左から
城間俊雄(Ba.)下地"GG"行男(Gt.)
比嘉清正(Gt.)城間正男(Vo.)
宮永英一(Dr.)ジョージ紫(Key)
GGと清正さん以外はハーフ#オキナワンロック#MURASAKI pic.twitter.com/aCxnoZFLc9— Yoshito Okinawa (@Rock_okinawa_) January 12, 2021
ジョージ紫さんを筆頭とするメンバーの皆さんが、この作品に深く共感し劇中のライブ音源をレコーディングしてくれたそう。
紫は沖縄復帰前の1970年に結成された、今でも語り継がれるほどの伝説のバンドなのです。
そんなとても豪華なこの「ミラクルシティゴザ」、ますます観たくなりましたね！
ミラクルシティゴザ 映画キャスト紹介
では、出演されるキャストの皆さんを見ていきましょう！
沖縄の作品ということもあり、キャストの皆さんは沖縄で活躍されている方が多いんですよ。
ハル (過去) ・・・桐谷健太
今回主演を務めるのは、桐谷健太さん。
米兵に絶大な人気を誇るロックバンド「インパクト」のボーカルであり、翔太の祖父でもあります。
ヤクザの女、マーミーと交際中。
バンドメンバーの信頼も厚く、カリスマ的存在です。
しかし・・・未来から翔太の魂が入り込んでしまい、タイムスリップすることに。
果たしてハルはどうなってしまうのでしょうか。
桐谷健太さん、もうすっかり70年代のバンドマンの風貌でかっこいいですよね～！
桐谷健太さんは大阪府出身ではありますが、沖縄県出身と間違えられることもあるのではないでしょうか。
沖縄の雰囲気にぴったりですし、コメディの演技も上手いので桐谷健太さんが本当に楽しみな映画です！
翔太・・・津波⻯⽃
父親の経営するカフェ「オーシャン」でバイトを続ける青年、翔太を演じるのは津波竜斗さん。沖縄県出身の俳優さんです。
津波竜斗さんは、2017年の舞台「オキナワエンターテインメントアトラクション 綾庭の宴」で役者デビューされています。
翔太の特技は作詞とラップ。
有名になりたくていろんなことに手を出すがどれも三日坊主で続かず、いつも中年の友人のヨシキと毎日だらだら遊んでいるのです。
ですがある日、死んだじいちゃんに身体を乗っ取られてしまい、翔太の魂は50年前のハルの身体に入り込んでしまいます。
果たして50年前で、翔太はどう生きるのでしょうか！
ハル・・・⼩池美津弘
現代のハルを演じるのは、⼩池美津弘さん。
福島県出身の俳優さんですが、2008年から沖縄に移住され沖縄を中心に活躍されています。
ハルはかつて、米軍統治下の沖縄で伝説的な人気を誇ったロックバンド「インパクト」のボーカル。
現在はコザでフラフラと暮らしていて、一人息子のたつるには嫌われています。
そして交通事故で亡くなってしまい、その後幽体で蘇り、孫の翔太の体を乗っ取ってしまうのです。
てっきり桐谷健太さんが現在のハルも演じるかなと思ったのですが、ここはきちんと役を分けて⼩池美津弘さんが演じられるのですね！
比嘉・・・津波信一
比嘉を演じるのは、津波信一さん。
1971年に沖縄県南城市（旧佐敷）に生まれ、2006年に劇団「TEAM SPOT JUMBLE」を旗揚げ。
現在は「しんちゃん」の愛称で役者・タレントとして活躍されています！
比嘉は元インパクトのドラムで、50年前にバンドを抜けて以来、音楽から身を引いていました。
その後不動産会社の社長をし、今や都市開発計画のボス。ロックの幻想からいまだ抜け出せないコザを変えようとしているのです。
平良・・・アカバナー青年会
平良を演じるアカバナー青年会さんは、沖縄のお笑い事務所「FECオフィス」所属のお笑い芸人さんです。
平良はインパクトのギターで、かつては女性ファンの行列ができるほどモテていました。
しかし今は出会い系アプリに夢中のいわゆる「不良ジジイ」で、認知症が進んだベースの辺土名といつもオーシャンで飲んで戯れています。
辺土名・・・神崎英敏
辺土名を演じる神崎英敏さんは、大阪出身で沖縄在住の俳優さんです。
2020年、ハル(現代)役の小池美津弘さんとロックユニット「BagaVands」を結成されています。
辺土名はインパクトのベースですが、認知症が進み、いろんなことを忘れてしまっています。
ですがベースの腕前は健在。アメリカ人の嫁が数年前に亡くなったことも忘れてしまって
いるようです。
たつる・・・山城智二
たつるを演じる山城智二さんは、沖縄のお笑い事務所「FECオフィス」所属で1990年デビューのお笑い芸人さんです。
たつるはハルの息子で。細々とオーシャンを経営。
そんな時に再開発計画の話に乗り、店をたたむことを決めました。
自分を捨てて逃げた母と、だらしのないハルを恨むも、息子の翔太の将来を心配する父親です。
比嘉 (過去) ・・・ 渡久地 雅斗
過去の比嘉を演じるのは、渡久地雅斗さん。
沖縄県出身の俳優さんで、2014年に宮本亞門さん演出・仲宗根梨乃振付の舞台「TEE!TEE!TEE!」に主演として出演しデビューされました。
過去の比嘉は、インパクトのドラム。
かつて米兵から物資を盗むこそ泥でしたが、ハルにバンドに誘われ音楽をすることに。
そんなハルのことを、兄のように慕っています。
米兵相手にロックを演奏しているが、過去にあった事件の影響でアメリカ人を憎んでいる過去を持っています。
平良 (過去) ・・・玉代㔟圭司
平良の過去を演じるのは、玉代㔟圭司さん。
沖縄県出身の俳優さんで、25歳で上京しアカデミーで演技を学んだ後、舞台を中心に活動されてます。
過去の平良はインパクトのギターで、ハルに次いでバンドのサブリーダー的ポジションを務めています。
とても女癖が悪く、毎晩ファンに手を出しているそう・・・。
運転免許をバンド内で唯一持っているため、いつも平良の運転で出かけています。
辺土名 (過去) ・・・山内 和将
過去の辺土名を演じているのは、山内和将さんです。
沖縄県出身の俳優さんで、2015年に琉大ミュージカル「Big Fish」で主演として出演し、デビューされています。
過去の辺土名は、インパクトのベース。
無口で普段ほとんど喋らず、ファンのアメリカ人、ヘザーと長いこと付き合っていました。
ライブの時とオフの時で全く姿が違うと言われており、その変化も見どころです。
マサ・・・ベンビー
マサを演じるベンビーさんは、お笑い芸人だけでなく役者として震台や映画にも出演しています。
マサはインパクトが普段演奏するライブハウス「GATE」のオーナーです。
暴れる兵隊たちを相手に必死に店を切り盛りしている優しい男性。
地元民にはツケで飲まれることが多いとか・・・。
マーミー・・・大城 優紀
マーミーを演じる大城優紀さんは、沖縄県出身の女優さんです。
現在は沖縄を中心に、フリーランスのタレント、モデル、女優として活躍されています。
マーミーはハルの奥さんです。
「コザのマーミー」と呼ばれるほど美人でしたが、実はかつてコザを仕切るやくざの火元の女でした。
ハルに買ってもらったカフェオーシャンをオープンするため、準備を進めています。
レイナ（過去）・・・南里 美希
過去のレイナを演じるのは、 南里美希さんです。
沖縄県出身で、2008年より雑誌「Ray」の専属モデルとしてデビューされています。
レイナは米兵たちに大人気のコザのスナック「プリンス」のママです。
インパクトのメンバーもプリンスの常連客となっています。
画像引用全て：https://miraclecitykoza.com/
以上が、主要なキャストの皆さんとなっています。
ほとんどが沖縄県で活躍されている方ばかりで、沖縄の方にとってはとても嬉しいことですよね！
そんな中、桐谷健太さんがどんな演技を見せてくれているのかがとても気になりました。
そして過去役と現在を、きちんと俳優さんを分けられて制作されているところがすごいですよね。
変装などを使わず、しっかりとそれぞれの時代を描いているんだろうな～と想像できます。
実際試写会を見た方でも、
#ミラクルシティコザ 完成披露爆音試写会にて
時代に翻弄された街と人々の思いをロックと笑いで綴る一大エンターテイメント。キャラクターが入れ替わって「アイツが俺で俺がアイツで」状態のコメディとシリアスをカラフルに演じ分ける桐谷健太さんと津波⻯⽃さんが素晴らしい。紫のロックも最高。— Go@lD (@Pit_t_weet) January 14, 2022
いやこれ…マジでめちゃくちゃ良かったぞ…。コザに行きたくなった。#ミラクルシティコザ pic.twitter.com/vIDKfjwslm
— せやろがいおじさん (@emorikousuke) January 22, 2022
今さらだけど、舞台挨拶行った。
映画面白かった〜
コザっていまも治安がよろしくないイメージあるけど、なんか熱い人がすごい集まってる街なのかなって思った🔥そして色々考えさせられて、涙なみだでした。We are the worldです。
そして桐谷健太大好きです。
#ミラクルシティコザ pic.twitter.com/uKNnvKVSlJ— hina (@h__atf1229) January 26, 2022
とても評価が高く、コザに行ってみたくなったという方がたくさんいらっしゃいました。
1970年代の沖縄を知らない方が多く、その時はどうだったのか、そして沖縄でこんな伝説のバンドがいたんだ！ということを改めて知ることができそうですよね。
70年代ロックファンの方も現代にはたくさんいらっしゃいますが、なんと今回主題歌は「ORANGERANGE」の皆さんが担当されます。
『ORANGE RANGE
未来へつなぐ"Melody"』九州・沖縄で再放送 🍊
ORANGE RANGEのメンバーが
沖縄の歴史と向き合い、
楽曲を生み出す過程に迫ります 🎵📆 [総合] 29日(土) 午後11:45~
※九州沖縄ブロック pic.twitter.com/FTfxlYwl1P— NHK沖縄さぁたぁちゃん (@okinawa_nhk) January 25, 2022
とことん沖縄にこだわった映画となっているようですね！
まとめ
以上、映画「ミラクルシティゴザ」のあらすじ、キャストの皆さんを調べてみました。
桐谷健太さんが主演ということで、まずおもしろい作品になっていそうです。
脇を固める俳優さんたちはほとんどが沖縄で活躍されている皆さん。
とことん沖縄にこだわった素敵な映画になっていると思います。
全国公開は2022年2月4日です。
公開を楽しみに待ちましょう！
