余命10年

2022年3月4日に、映画「余命10年」が公開されます。

主演は小松菜奈さんと坂口健太郎さん、脚本は岡田惠和さんと渡邉真子さんであることが発表されており、今とても注目されている映画の一つですね。

また原作は小坂流加さんの小説「余命10年」であり、2017年に静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞を受賞した人気作の映画化となります。

そこで映画「余命10年」のあらすじとネタバレ、キャスト紹介からネットの評価まで、詳しく調べてみました!

映画『余命10年』あらすじ

2022年3月4日に、映画「余命10年」が公開されます。
小坂流加さんによる小説が原作となっていて、この原作は2017年に静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞を受賞しており、2021年9月時点で発行部数は50万部を突破している大人気小説が原作なのです。

タイトル通り、数万人に一人という不治の病を患っていて余命10年と宣告された主人公が、死に向かって懸命に生きていく姿を描いた作品となっています。

主演は小松菜奈さんと坂口健太郎さん。
小松菜奈さんが余命を宣告され、坂口健太郎さんが支えていくというストーリーです。

ではどんなあらすじなのかをチェックしていきましょう!

高林茉莉(小松菜奈)は、数万人に一人という不治の病を抱え残りの余命が10年しかないことを知ります。

余命を知った茉莉は、残された人が悲しい思いをしないようにと二度と恋をしないことを誓います。

茉莉は手術も受けたが体に目立つ傷痕を残しただけで病状は改善せず、短大も中退。
退院してからは少しずつ外に出始め、同窓会でかつて同級生だった真部和人(坂口健太郎)と再会します。

これまで別々の人生を歩んできた2人でしたが、この再会をきっかけに急接近。
しかし茉莉はもう和人に会ってはいけないと心の中で思いながら、自らが病に侵されていることを隠して和人に会ってしまいます。

そして27歳の誕生日、和人と初めて1泊でデートをした茉莉は帰りに倒れてしまいます。

ここで自身の病気を和人に明かすことになり、「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」と感じた茉莉。

どんどん思い出が増えていく中、2人で過ごす時間はどんどん減っていくことになります。
果たして2人は最後にどんな道を選ぶのでしょうか・・・?

こちらが映画のあらすじとなります。
原作がある作品ですので原作を読んだ方は、結末をご存知かもしれません。

もうストーリーを見るだけで涙が出そうになりますよね。
余命があとわずかというのがテーマの映画はたくさんありますが、逆に余命が「10年」という物語は少ないのではないでしょうか。

10年は長いと捉えることもできますし、短いと捉えることもできます。
その時間をどう過ごしていくのか、茉莉と和人はどうするのかとても気になりますね。

小松菜奈さんと坂口健太郎さんの共演もとても楽しみですよね。
小松菜奈さんはまさに映画女優であり、菅田将暉さんと結婚されますます魅力に溢れています。
坂口健太郎さんも朝ドラなどを経て、より演技に磨きがかかっていますよね。
2人のラブストーリーはとても注目です。

さらに脚本が岡田惠和さんと渡邉真子さん。
監督は、「新聞記者」や「ヤクザと家族 The Family」などを手掛けた藤井道人監督です。

さらに主題歌はRADWIMPSの皆さんが「うるうびと」を書き下ろしており、とても豪華な皆さんで作られていることが分かります。

撮影は原作者の小坂さんの生まれ故郷である静岡県・三島市で行われるなど、作品への気合や意気込みもすごく感じられますよね。

予告を見るだけで涙が出そうになります・・・。

映画『余命10年』ネタバレ!

映画が原作通りに描かれるかは分かりませんが、原作のネタバレを先にご紹介しますね!
ネタバレとなりますので、ご注意下さい。

20歳で余命10年と宣告された茉莉(小松菜奈)は、ちょうど10年である30歳の時に亡くなってしまいます。
20歳のときに、「恋をしない」と決めた茉莉。しかし25歳のときに和人(坂口健太郎)と再会し、和人は「ずっと茉莉ちゃんが好きだったんだよ」と告白。

和人は由緒ある茶道の家元の息子であり、和人はすんなりと茉莉が初恋の人だったことを伝えたのです。

こうして一気に恋に落ちた茉莉と和人。
和人は茉莉に「俺と結婚しよう」とプロポーズをします。

しかし茉莉はプロポーズを断りました。
ずっと病気も余命も隠し続けてきた茉莉。

こうして茉莉は、和人と初めて1泊でデートをしたときに倒れてしまい病気のことを打ち明けることになります。

和人は茉莉の病気が治らないことをすぐには受け入れられず戸惑いますが、茉莉は「ごめんね、指輪返すね」と指輪を返し、去っていきました。

この1週間後、和人は茉莉の元にやってきました。

茉莉の両親に病気のことを聞き、茉莉のタイムリミットがあと3年であることを受け入れます。

こうして和人は3年でいいから結婚してほしいと伝えました。
茉莉は、自分は子供も産めないし和人の人生はこれからも続いていくと、再び断ります。

茉莉は和人とは結婚することなく、別れることを選びました。
こうして病状も悪化し、入院生活に。

しかし和人と別れたことは後悔していません。

こうして茉莉は、いろんな感情を抱えながらその人生を終えていくのでした・・・。

かなり抜粋して掲載していますが、小説では茉莉と和人の感情や葛藤がたくさん描かれています。
結果として、結婚はせず別れることを選んだ2人。

そして最後に、和人は別の人と結婚をします。
決して茉莉を忘れたわけではなく、自分の生きる道を見つけたのでした。

これはもう、涙なしには見ることができないでしょう。

小説だけでも涙を流した方が多いと思いますし、本当に病気の恐ろしさと悲しさを痛感させられます。

映画は原作通りになるかは分かりませんが、おおむねストーリーは同じではないかと予想できます。

映画『余命10年』キャスト紹介

では出演されるキャストの皆さんをご紹介していきます!

高林茉莉(たかばやし まつり)・・・小松菜奈

今回の主演であり、余命10年を告げられる茉莉を演じるのは小松菜奈さんです。

小松菜奈さんは映画にしか出演されないですよね。
すっかり映画女優となり、ほとんど主演で出演されることが多いですね。

今回茉莉を演じるのは、とても難しかったと思います。
恋と病気に葛藤しながら、徐々に死に向かっていく茉莉。
小松菜奈さんの演技を見るのが本当に楽しみです。

そして小松菜奈さんは菅田将暉さんとご結婚されましたね!
映画でもラブストーリーを演じることが多いイメージのある小松菜奈さん。
坂口健太郎さんとのタッグ、本当に楽しみです。

真部和人(まなべ かずと)・・・坂口健太郎

茶道の家元の長男として生まれた和人を演じるのは坂口健太郎さん。
和人は茉莉が初恋の人でありますが、家元に生まれたプレッシャーからパニック障害となり、20歳のときに好きな人に結婚を断られて茶道具に触れられなくなる、という過去を持っています。

好きな人が病を抱えていて、あえなく別れを選ぶ・・・本当に辛い役を坂口健太郎さんは演じられています。

坂口健太郎さんは朝ドラや連ドラに多数出演されており、ラブストーリーでも定評がありますよね。

今回小松菜奈さんとW主演、涙なしには見られない演技を見せてくれることでしょう。

富田タケル・・・山田裕貴

茉莉と和人の中学の同級生で、二人の良き理解者のタケルを演じるのは山田裕貴さんです!

山田裕貴さんもドラマに映画にと、本当にたくさんの作品に出演されていますよね。
最近は主演が増えていますが、今回は主演2人のよき理解者役として出演されます。

藤崎沙苗・・・奈緒

茉莉の大学時代の親友であり、茉莉に本の執筆を勧める沙苗を演じるのは奈緒さん!

奈緒さんも本当に多数のドラマと映画に出られていますが、今回は茉莉の親友として出演されます。

山田裕貴さんと奈緒さんが主人公2人を支える存在というのも、素敵ですよね。

三浦アキラ・・・井口理

茉莉と沙苗が大学時代の友人と通う店の店長のアキラを演じるのは、井口理さん。

井口理さんは、バンド「KingGnu」のボーカルとして大活躍されていますよね!
素晴らしい歌唱力をお持ちですが、俳優としても活動されていて多数の映画、ドラマに出られています。

今回のアキラは茉莉と沙苗の友人・美弥の彼氏でもあります。
原作では美弥の夫・亮がアキラに当たりますので、役どころが原作とは少し異なるようですね。

高林桔梗・・・黒木華

茉莉の姉・桔梗を演じるのは黒木華さん!

黒木華さんが主演ではないことに違和感を感じるほど、黒木華さんはほとんどが主演作での出演ですよね。

今回は小松菜奈さんの姉役ということで、主演ではない黒木華さんを見るのが久しぶりのように感じますね!

平田先生・・・田中哲司

茉莉が通院する病院の主治医を演じるのは、田中哲司さん。

この平田先生というのは映画のオリジナルキャラクターとなっており、原作には登場しません。

そんな重要な役どころ、さすがの田中哲司さんが演じるのですね!
いろんな役をこなされる田中哲司さん、病気の茉莉に寄り添う医師を演じられます。

梶原・・・リリー・フランキー

和人のバイト先の店長・梶原を演じるのはリリー・フランキーさん。
こちらの梶原も、映画のオリジナルキャラであり原作には登場しません。

いったい梶原はどんなキャラクターなのか、リリー・フランキーさんがとても楽しみですね。

高林百合子・・・原日出子

茉莉と桔梗の母の百合子を演じるのは、原日出子さん。
病気になってしまった茉莉を支える、優しい母です。

原日出子さんはもう、お母さん役がピッタリですよね。
優しい雰囲気が出ていて、娘を支える姿が想像できます。

高林明久・・・松重豊

そして茉莉と桔梗の父を演じるのは、松重豊さん。

茉莉に対し少し過保護気味なところがあり、無口はパパです。

松重豊さんがお父さん役を演じられるんですね。原作を見るとかなり映画でもお父さん役が重要だなと感じましたので、やはりそこは松重豊さんですね。

素敵な家族写真ですよね。

発表されているキャストの皆さんは以上となります。
とても豪華すぎるキャストにびっくりしました。皆さんが主演級の方であり、これほど豪華なキャストの映画はなかなかないのではないでしょうか。

ラブストーリーはどうしても主役の2人が中心になりますが、周りにいる方の暖かさや優しさもとても重要になってきます。

今回のキャストの皆さんは本当に素晴らしい俳優さんばかりですし、本当に暖かい映画になっているんだろうな~というのが想像できますよね。

ネットの評価は?

ではネットの評価も見ていきましょう!

すでに試写会が行われているのですが、「泣ける」「涙なしでは見られない」とかなり評価が高かったです。

確かにすでに予告の時点で涙が出そうになりますよね。

小松菜奈さん、坂口健太郎さんのファンの方だけでなく、最近はテレビでも予告が流れていて映画に行きたい!と感じている方も多いのではないでしょうか。

開始2分で泣いた方もいらっしゃいますし、最近泣いてないな、泣きたいなという方にはぴったりかと思います!

まとめ

以上、映画「余命10年」について調べてみました。

今とても話題になっている映画ですよね。
予告もたくさんテレビで流れていて、泣けるだろうなと思っていた方も多いと思います。

後悔は2022年3月4日となっています。
公開が待ち遠しいですね!

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