子供の「おこづかい教育」はいつからでもOK!始め方と子供を信じること!

おこづかい いつからいくらあげる?

息子が小学生になってから、たびたび話題になりました。

 

おこづかい教育 

いつからでも、遅くはありません。

肝心なのは、始め方、子供との話し合い、契約です。

最初におこづかい会議で、お互いに真剣に話し合うことが大事です。

 

おこづかいインストラクターの資格を取って、まだ修行中です。

おこづかい教育の大切さと始め方 相場 おすすめ金額をまとめます。

はじめてのおつかいで失敗

小学2年になる息子は普段、お年玉を地道に使いながら、お小遣い帳を書いています。

お小遣い帳を書いて、お金が減っている感覚もあって、大胆に使わなくなりました。

 

ある日、お菓子が欲しいと言ったので、「はじめてのおつかい」をしてみようとコンビニに行きました。

 

失敗ポイント1 

300円くらいしか入ってないと言って、nanacoカードを渡しました。

自分のお菓子とお父さんのお菓子を買ってきてと頼みました。

 

何を買ってくるか?

お金が足りなかったらレジの人に言えるのか?

ちょっと楽しみに待ってました。

 

買ってきたもの

渋川栗のモンブラン 280円

クーリッシュアイス 130円

お父さんにブラックサンダーチョコ 30円・・・

 

モンブラン???

見たら、食べたくなったと・・・

しかも、お父さんには30円のチョコ・・・

300円以上入ってたのか・・・

 

ママのお金だと思うと高額のものを買ってくるのか・・・

おこづかい教育はまだ、身についてません。反省

 

日本はおこづかい教育が遅れている

日本のおこづかい

毎月もらえる子 

必要な時だけもらう子 

家庭によって、さまざまです。

大体は、お手伝いをしなくてももらえます。

 

お金の教育は学校では習いません。

就職したときに、急にお金の管理をすることになって、そこから預金をすることや欲しいものを大人買いして、失敗も経験することになります。

大人になってからの失敗は大きい

10代 20代のカード破産増えてます!

 

逆に就職をしても、親が銀行カードと給料を管理している子もいます・・・

 

小さい頃から、小さな失敗を経験しながら、お金の管理をさせて、経済的に自立してもらわないと、親の老後が破たんします。

親が一生子供のお金の管理をしていくことはできません。

 

見えないお金が増えている

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大昔は、給料も現金で手渡しでした。

私が子供の頃、封筒に入った給料袋を、父が母に渡す光景を見ました。

 

今では、給料は銀行振り込み

支払いは、銀行引き落としやクレジットカード 

電子マネーに電子pay デビットカード・・・

スマホゲームの課金 ネットで買い物

大人も現金が減っている実感がない!

 

お財布のお金が全く動かない時があります。

小学校に持っていく小銭が無い!

 

アメリカのおこづかい教育

アメリカでは、家族の一員としてやるべき仕事(お手伝い)をして、おこづかいをもらいます。

お手伝いをしたから、もらえるのではなく、やるべき仕事として

 

おこづかいをもらったら、目的別に分けます。

1 必要なものを買うお金 ニーズ(学校で使う文房具など)

2 欲しいものを買うお金 ウォンツ(お菓子やジュース マンガなど)

3 1ヵ月以内~数ヵ月に必ず買うもののために貯めておくお金(友達のプレゼントなど)

4 大きな買い物のために貯めるお金(ゲームソフトや将来のため)

5 寄付するためのお金(アメリカでは習慣です)

 

自分の決断で分けて管理します。

子供だから、欲しくなる時、使いたくなる時もあるでしょう。

勉強やスポーツと一緒です。

成功と失敗を繰り返しながら、大人になるまでに学びます。

高校生くらいからは、投資も学びます。

 

子供のおこづかいはいつからがいい?

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始めどき、5、6才からがベストです。

小学校に入ったら、必要な文房具も増えます。

小学校に入る前から、慣らしていくことがベストです。

 

でも、いつからでも遅くはありません。

大切なのは、いつからではなく、始め方 親の覚悟です。

 

おこづかい教育の始め方

おこづかい会議をする

親子でおこづかいについて、真剣な会議をします。

家族の一員であること、大人扱いをして、参加させます。

 

お金の基本的なことを伝える

親が働いているから、給料をもらって生活ができる

学校に行けるのも働いて給料をもらっているから

ママが専業主婦だったら、家の仕事をしていて、お金の管理をしていることを伝える。

お金は無限じゃないことを伝えます。

 

家族の一員として何の仕事(お手伝い)をするか考えさせる

親の押し付けではなく、自分の意志で決めることが大切です。

自分で決めないと続きません。

責任感が芽生えません。

 

月にいくら必要か、予算を考えさせる

学校で必要な文房具も、おこづかいから買うようになります。

必要なもの(ニーズ)から買うように優先順位を教えます。

家庭の方針で話し合う。

 

高い金額を言ってくるかもしれません。

本当に今、必要な金額なのか話し合いましょう。

明らかに足りない金額になるとやる気も減るし、再交渉が必要になります。

 

アメリカ式のように4、5つに分けることを考えて設定します。

「また来週もらえるから、使っちゃおー」になるので、週払いより月払いがおすすめです。

契約書を書きます

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アメリカ式ですね~

金額やお手伝い内容を契約書を書いて、署名させます。

握手もしておきましょうか!

責任感が芽生えます。

 

子供のおこづかいの相場

親の年代、子供の年齢によって相場が違います。

30代の親は多めに渡すようです。

40代→50代と少ないです。

 

参考までのおこづかい相場の平均

未就学児 1,745円

小学1、2年 938円

小学3、4年 1,123円

小学5、6年 1,442円

中学生 2,585円

高校生 5,644円

大学生 27,902円

金融広報中央委員会2012年のデータより

 

おすすめのおこづかい額のめやす

未就学児 100~300円

小学1~2年 200~500円

小学3~4年 400~1,000円

小学5~6年 600~1,500円

中学生 2,000~1万円

高校生 5,000~3万円

大学生 1万~6万円

家庭の方針や学校、習い事などによっても違います。

 

足りないときは再交渉で再会議をしたり、合宿などがある時は特別予算を提出させて話し合います。

おこづかいの管理は子供に任せて!

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おこづかいを渡したら、子供の意志で 4つに分けます。

1 必要なもの(学校の文房具など)

2 欲しいもの(お菓子やジュース マンガなど)

3 1ヵ月~数ヵ月に必ず買うもののため(友達へのプレゼントなど)

4 将来のための貯金(高いゲームソフトや将来のためなど)

 

子供を信じて、分けさせてください。

おこづかいを渡したら、いくら入れるか、何を買うかは自由です。

自分の意志で管理させて、成功と失敗を経験させることが目的です。

 

お小遣い帳を付ける

お金を使ったら、お小遣い帳を書きます。

計算の勉強にもなりますし、お金が減っている実感もでてきます。

 

1ヶ月が終わったら、一緒に見直して、収支が合っているか確認しましょう。

1ヶ月の良かった点と良くなかった点を話し合ってもいいでしょう。

 

無駄なものを買っているかもしれませんが怒らずに、ぐっとこらえてお小遣い帳が書けたことを褒めましょう。

 

おこづかい教育のインストラクター研修を受けました

おこづかい教育に興味を持ったので、研修に飛び込んでみました。

子供たちのおこづかいゲームの司会、誘導が仕事です。

 

子供たちは、お買い物ゲームで遊びながら、生活に必要なもの(ニーズ)と嗜好品(ウォンツ)を分けて、先に買うべきものを学びます。

必要な買うべきものと欲しい嗜好品を認識して、買うか買わないか決断したり、貯金をしたり、借金をしたり、おこづかい帳を書きます。

 

基本的には、親と一緒に参加するゲームです。

大人が買い物をする時にも、ニーズとウォンツが大切です!

親の金銭感覚が子供に影響しますから

嗜好品を買うか迷ったとき、買うのを止める親も多いらしいですが、今の子は堅実タイプが多く、ウォンツのものを買うように誘導しても買わないようです。

まとめ

おこづかい教育は、子供を信じて、経験させることが大切です。

おこづかいインストラクターとして修業中ですが

おこづかい教育が広まって、使いすぎず、使わなすぎず、使い時がわかる子が増えて欲しい。

お金に惑わされない、自分の幸せは自分で決める世の中になってほしいです。

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