ファーストラヴネタバレ!結末のタイトルの理由が深い!原作通りだった

映画「ファーストラヴ」の結末のネタバレをまとめます。

 

父親を殺害して逮捕された女子大生・聖山環菜(芳根京子)が「動機は、そちらで見つけてください」と発言した事件。

 

事件の本を執筆することになった主人公(北川景子)は、迦葉(中村倫也)と一緒に事件の真相を追究します。

 

そして、犯人と自分の過去の記憶とリンクして、過去と向き合うことになっていく。

 

映画を観た方はわかったでしょうか?

 

父親と娘の事件の真相や重めの過去の話ですが、タイトルが「ファーストラヴ」な理由。

 

また、ラストの結末には、次々に新たな事実が浮き彫りになって、衝撃的な結末を迎えます。

 

映画は、島本理生さんの原作に忠実に描かれてました。

 

予告を観て、映画を観る前に結末のネタバレを知りたい方、映画を観たけれど、タイトルの理由がわからなかった方にお勧めの記事です。

 

この記事はこんな方におすすめです。

  • 聖山環菜(芳根京子)が父親(板尾創路)を殺した動機は何?
  • 事件の真相を知りたい。
  • 事件の話なのにタイトルが「ファーストラヴ」の意味・理由が知りたい。
  • 映画「ファーストラブ」の結末を知りたい。

 

また、映画の中で描かれる衝撃の結末!

 

  • 主人公由紀(北川景子)が環菜(芳根京子)とリンクして、忘れてたファーストラヴの記憶がよみがえる。
  • 由紀と完璧な夫の我聞(窪塚洋介)との出会いに衝撃!
  • 由紀と夫の弟の迦葉(中村倫也)の過去に衝撃!
  • 環菜は父親を殺してなかった
  • 殺してないけど、実刑を受ける

 

サスペンスミステリーなのに、タイトルが「ファーストラヴ」なのには、ラストの結末でわかります。

 

なぜ、私がファーストラヴの結末を知っているかというと、原作小説を読んで、映画を初日に観たからです。

 

原作と映画では、あらすじが変わる場合もありますが、監督の堤幸彦さんは、島本さんの原作に忠実に描かれてました。

 

そこで映画「ファーストラヴ」の事件の動機や真相、環菜のファーストラヴの結末をネタバレします。

 

ネタバレがありますので、知りたくない方はご注意ください!

 

映画「ファーストラブ」ネタバレ!結末は動機と事件の真相・タイトルの理由

 

 

映画「ファーストラヴ」の父親の殺害動機のネタバレ

 

環菜(芳根京子)が血まみれの包丁を持っていたところを逮捕されて、最初は罪を認めていたのに「刺してません」と由紀に告白しました!

 

そして「動機はそちらで見つけてください」の疑問。

 

主人公の真壁由紀(北川景子)は、公認心理師として活躍していて、夫の我聞(窪塚洋介)と息子の正親と幸せな家庭を築いていました。

 

そんな中、この事件の本を書くことになって、環菜と面接していきます。

 

アナウンサー志望だったのに反対されたから殺した?いいえ違います。

 

結論から言いますと、環菜は父親(板尾創路)を刺してはいません。

 

正しくは、「間違えて刺さってしまった」ので、動機も殺意も無かった!

 

しかし、そこには深い闇があります。

 

事件の真相は父親の虐待・セクハラ

 

環菜は、小学生の頃から父親(板尾創路)が営む絵画教室で、絵のモデルをさせられていました。

 

体にピッタリしたワンピースを着て、男性モデルと背中合わせになって、絵を書く男性生徒たちの視線に長時間さらされていました。

 

絵画教室で大人と子供を比べて描くためのモデルと言ってしまえばそうなのかもしれませんが、小学生には虐待に近いストレスです。

 

体を触ってくる生徒やしつこく誘ってくる生徒もいました。

 

そんな状況を見ても環菜の母親の昭菜(木村佳乃)は無関心でした。

 

両親とも悪気はないけど、虐待だな!

 

母親の昭菜(木村佳乃)は、妊娠していた時に恋人と別れて、聖山那雄人(板尾創路)と結婚していました。逆らうと「戸籍から抜く」と言われていたので、何も言えませんでした。

 

ある日、環菜がストレスからリストカットしました。

 

その傷を見た父親は、傷があってはモデルになれないとモデルを休ませました。

 

「もう、モデルをしなくてもいいんだ!」とホッとしてからも、リストカットをやめられなくなって、続けていました。

 

事件のきっかけになった面接

 

環菜は、アナウンサー志望で、父親に反対されていましたが、面接を受けました。

 

テレビ局の面接で、男性面接官の視線にさらされて、具合が悪くなって、面接を辞退しました。

 

昔の記憶がよみがえった!

 

その後、父親にリストカットをするところを見せようと、包丁を買って父親が勤務する美大に向かいます。

 

父親が母親に言うとスマホを持ったので、遮ろうとした時に包丁が父親に刺さってしまいました。

 

それから、家に帰って母親(木村佳乃)に話しましたが、責められたために、血まみれで川沿いを歩いていて逮捕されました。

 

殺意はなく、殺す動機はありません。

 

事件の真相や環菜の心理を追究していくうちに、自分の過去と似ていてリンクしていくことで、過去の記憶がよみがえってきます。

 

由紀の過去が映画のタイトル「ファーストラヴ」につながっていきます。

 

タイトルがファーストラヴの意味・理由

 

 

事件が目に見えない性的虐待や心の傷の話なのに、タイトルが「ファーストラヴ」なのか疑問ですよね!

 

環菜のファーストラヴの記憶

 

環菜の家では、父親(板尾創路)が普段鍵を持たず、玄関を開けっぱなしにする習慣がありました。

 

小学生の頃、母親(木村佳乃)がいなかった夜に1人が怖くて鍵を閉めて寝てしまい、締め出された父親が激怒したので、家出しました。

 

コンビニの前で座っていると、店員の小泉裕二(石田法嗣)が話しかけて、傷の手当てをしてくれました。

 

困った小泉は、環菜をファミレスで待たせて、とりあえず家に連れて行きました。

 

家に帰れないと言う環菜に「布団が一組しかないけどいいか」と聞いて、一緒に寝ます。

 

小学生が相手なので、葛藤していた小泉ですが、環菜が受け入れてくれそうだったので、関係を持とうとします。

 

環菜は、自分に無関心な両親と比べて、優しくしてくれた小泉を「ファーストラヴ」と思い込んで受け入れました。

 

しかし、小泉は部屋に小学生が出入りすることを気にして、環菜と会わないようになりました。

 

優しくされると愛だと思って受け入れてしまう切ない!

 

由紀は、小泉を「ファーストラヴ」と思い込まないといられなかった環菜の気持ちに共感します。

 

でも、布団が一組しかないなら、自分は床で寝て、環菜を布団で寝かせるのが愛情ではないかと語ります。

 

しかし、そんな環菜のファーストラヴに共感する由紀の過去の記憶がよみがえってきました。

 

由紀の過去と迦葉とのファーストラブの記憶

 

この話の中で心の傷を持っていたのは、環菜だけではなく、主人公の由紀(北川景子)と弁護士の迦葉(かしょう)も過去にトラウマがありました。

 

由紀の父親は、海外出張の際に少女を買っていました。

 

そのことを母親(高岡早紀)から成人式の日に聞かされて、大学を休学します。

 

母親ヒドイ!成人式の日に言うか!

 

久しぶりに大学に行くと、庵野迦葉(中村倫也)と出会います。

 

迦葉は、母親に虐待されていた過去があって、親戚の家の養子になっていました。

 

いつも違う女性を連れていて、由紀に馴れ馴れしく近づいてきますが、嫌いにはなれずに受け入れていました。

 

由紀と迦葉は、お互いに同じような傷を持っている、危うい雰囲気を悟っていました。

 

ある夜、2人が由紀の部屋で、そういう雰囲気になった時に、なぜか出来ませんでした。

 

今まで愛を求めて、いろいろな人を受け入れて、別れをくり返してきた2人にとって初めての経験です。

 

この時、迦葉にとって本当の愛を知った「ファーストラヴ」だった。

 

ファーストラヴの結末をネタバレ

 

由紀は、この後に夫になる我聞(窪塚洋介)と知り合います。

 

しかし、それには由紀の幸せを願う迦葉の思惑がありました。

 

我聞は迦葉の兄で、優しい完璧な兄と由紀が出会うように仕向けていました。

 

そんな中、我聞と知り合って、幸せいっぱいの由紀が、「ファーストラヴ」だったと思った相手は迦葉でした。

 

環菜と由紀と迦葉の3人は、愛情を求めて、いろいろな人を受け入れて別れをくり返して、本当の愛情を探していた。

 

そして、我聞に愛されて幸せになった由紀は、「愛情とは、私は尊重と尊敬と信頼だと思ってる!」と言います。

 

本当の愛を知った今だから言える言葉です。

 

事件の殺害動機や事件の真相がわかりましたが、結末を読んでも、経過がわかりません。

 

もっと事件が明らかになるまでのストーリーを知りたい方は読んでください!

 

ファーストラヴの詳しいあらすじ

 

 

主人公の真壁由紀(北川景子)は、公認心理師として活躍していて、夫の我聞(窪塚洋介)と息子の正親と幸せな家庭を築いていました。

 

ある日、環菜(芳根京子)が父親(板尾創路)を刺殺する事件が発生して、逮捕されます。

 

真壁由紀(北川景子)は、この事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼されて、聖山環菜と面談を重ねていきます。

 

環菜の二転三転する供述に翻弄されながら、面会や手紙のやりとりを重ねていく。

 

弁護士の迦葉(かしょう・中村倫也)と一緒に、環菜に関係する人々を調査したり、心理に迫っていくうちに、環菜にどこか過去の自分と似たものを感じ始める。

 

由紀が心の奥底にしまった”ある記憶”と向き合うことになっていきます。

 

事件の真相が明かされていくと、タイトルの「ファーストラヴ」の意味が明らかになる、衝撃のラストがあります。

 

本当の「愛」とはなにか、永遠のテーマに迫る傑作サスペンスミステリーです。

 

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まとめ

 

映画「ファーストラヴ」の結末と動機のネタバレをまとめました。

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