【十二人の死にたい子どもたち】1番主催者サトシと2番ケンイチの理由

2019年1月に公開される映画「十二人の死にたい子どもたち」

 

不吉なタイトルですが、デスゲームのような怖い映画ではありません。

 

「死にたい」と思っている10代の未成年の12人、「集い」サイトで知り合い、目的を実行するために集合します。

 

集合は、昼の12時に廃墟になった病院の地下室、12人そろったと思ったら、13人目がいた

 

13番目に地下室に入ってきたのは、1番の番号を持っている主催者のサトシでした。

 

では、1番のベッドに寝ているのは誰?すでに寝ている?(死んでる?)0番を巡っての話し合い

 

怖い話ではない!深いあらすじ!1番の主催者サトシと2番のケンイチの性格、実行したい理由に迫ります。

 

ネタバレがあります。知りたくない方はご注意ください。

 

【十二人の死にたい子どもたち】1番・主催者サトシと2番・ケンイチの理由

原作は小説です。

死にたい子供たち十二人

2015年に文藝春秋で連載、2016年に発売された作品、

 

作者・沖方丁は、映画化された「天地明察」や社会派、シリアスなどを書いている作家です。

 

「十二人の死にたい子どもたち」は、初の長編サスペンス作品です。

 

登場人物が12人、名前と特徴と確認しながら読む必要があります。

 

わかりやすく読みたい人には、漫画もあります。

12人の死にたい子どもたち

 

登場人物がわかりやすい!コミックは、2巻発売されています。3巻目は、11月に発売?3巻で完結予定です。

 

おもしろくなりそう監督

監督は、堤幸彦監督「TRICK」や「SPEC」シリーズ、池袋ウエストゲートパークの監督です。

 

映画「イニシエーションラブ」は、最後にトリックのある小説がわかりやすく、映像になってました。

 

映画「十二人の死にたい子どもたち」もシュールなコメディになるのでしょうか。

公式サイトでは、監督のコメントがヤバい!

「十二人の子どもたち」を演じた、これからの日本を背負う若き役者達がヤバい。
「死にたい=集団安楽死」というテーマが、相当、ヤバい。
撮りながら、今まで感じた事がない、自分の細胞が総毛立つ瞬間が何度も何度もあった。
やっぱりヤバかった。
たくさんの意味で。
どうしよう…。
面白すぎて人に観せたくないぞ。
棺桶に持っていきたいけど、そうはいかないだろうなあ

映画「十二人の死にたい子どもたち」公式サイト 監督コメントより

 

展開がおもしろいあらすじ

 

「集い」のサイトで集まった12人、集合は、昼の12時に廃墟になった病院の地下室。

 

実行の方法は、12人同時の安楽死、ただ、12人の意見が合わないと実行できないというルールがあります。

 

それぞれの自由意志は尊重されていて、途中で退出することもできます。

 

退出した場合は、今までのことは秘密にすること!

 

主催者のサトシに指示されたように、それぞれ病院に入ります。

 

病院に来た順番に金庫にある番号を取っていきます。

 

1番 サトシ 高杉真宙 「集い」サイト主催者14才、全てを一人で準備した

 

2番 ケンイチ 渕野右登 気にしいだけど、空気を読まず発言する、居場所が無い孤独な16才

 

3番 ミツエ 古川琴音 ロリータファッション、実行したくて急いでる、実行できないと攻撃的な発言をする

 

4番 リョウコ 秋川莉胡(公開までキャストは発表なし?)帽子とマスクを外さない、発言もあまりせず控えめ

 

5番 シンジロウ 新田真剣佑 帽子、謎解きパズルが生き甲斐、リーダーシップをとって、積極的に提案する

 

6番 メイコ 黒島結菜 芯の強さを感じる、とにかく早く実行したい、反対する人には攻撃的

 

7番 アンリ 杉咲花 黒髪ロングヘア、クールで理知的、大人びている

 

8番 タカヒロ 萩原利久 薬で常に眠たい、みんなと違うことをするのはしんどい、おっとり系

 

9番 ノブオ 北村匠海 眼鏡をかけている、冷静で聡明な高校生

 

10番 セイゴ 坂東龍汰 ワイルド系、金髪、たばこを吸う15才

 

11番 マイ 吉川愛 金髪のツインテール、元気で明るい、軽いノリの女子高生17才

 

12番 ユキ 竹内愛紗 大人しい、無口

 

12人がそろったと思った時、13人目がいた!

 

最初から、集合場所に用意されていたベッドに1人寝ている?死んでる?

 

テーブルには、大量のクスリと水と車いすが置いてあります。

 

1番のベッドに寝ていたので、誰もが1番だと思っていたら、1番の番号を持ったサトシが入ってきた!

 

「誰?」誰もが疑問に思いますが、サトシは12人にしか発信してないし、侵入したと思えない雰囲気

 

集合時間の昼の12時になったので、12人の実行の採決をします。

 

賛成11人、反対1人!

 

2番のケンイチが反対したことで、全員が一致するまで、話し合いが行われることになります。

 

13人目を0番として、0番は誰なのか?それぞれの実行したい理由、性格や嫌い、心理戦・・・

 

いろいろな10代の感情が入り混じって、話し合いが行われる展開

 

12人の意見の一致はあるのか。最後に実行されるのか。

 

密室しゃべくりミステリーです。

【十二人の死にたい子どもたち】デスゲームじゃないあらすじ!最後までのネタバレ

 

映画「12人の死にたい子どもたち」の記事をまとめました。

気になる記事がありましたら、ぜひ見て行ってください!

⇒映画「12人の死にたい子どもたち」の記事まとめ

ネタバレがあります。知りたくない方はご注意ください!

 

1番のサトシは高杉真宙と2番のケンイチは渕野右登

12人の死にたい子どもたち

漫画のイメージですが、一番前白シャツが1番のサトシ14才、サトシの右にいる男子が2番のケンイチです。

 

1番・サトシは、「集い」サイトの主催者で、中2で14才

 

病院の地下室のテーブルやイス、ベッド、それぞれが入口で受け取る番号、実行のルールや参加の意志を確かめる長いアンケート!

 

集合する前に集めた遺書の管理も準備もひとりでやってます。

 

主催者だけあって、リーダーシップを取るのかと思ったら、話し合いを見守っています。

 

1番・サトシが「死にたい」わけ

サトシの父親は、集合している廃墟になった病院の院長でした。

 

年の離れた兄が医大を3浪したことで、母親が兄を刺しました。

 

兄は一命をとりとめましたが、親戚に預けられました。

 

母親も別の親戚へ、父親とサトシは、2人で生活していましたが、父親はうつ状態になります。

 

帰りが遅いのを心配して病院に連絡したとき、病院の院長室で自殺していました。

 

死にたい人の気持ちがわからない・・・知りたい、死に引っ張られたと説明します。

 

最後に、鋭い7番のアンリに聞かれた「この回は何回目?」「3回目です。」

 

サトシは、集いを企画して、生きるきっかけを作っていました。

 

しかし、それは生きるように仕向けるのではありません。

 

話し合いの中のちょっとしたきっかけ、人と比べたり、人に意見されたり、意見する場を与えること、きっかけがあっても賛成一致になれば、実行する覚悟で集いを行っています。

 

なんて、芯のあるしっかりした14才!サトシのキャストは、高杉真宙!

 

十二人の死にたい子どもたち

高杉真宙は、22才、映画は、未成年の設定なので、10代役なのでしょう。

 

原作のサトシは、14才ですが・・・!

 

2番のケンイチは、見た目ごく普通の男子

 

2番になったケンイチは、地下室に最初に入った人物、1番のベッドに寝てる?死んでる?0番を最初に見つけたので、疑われることを恐れて、採決で反対に手を挙げます。

 

疑われたくない、実行する時はスッキリして死にたい。

 

実行を急ぎたい3番ミツエに「反対するなら、出て行って」と言われても反対を通します。

 

気にしいな性格の割には、唐突な発言をポロっとしたり、空気を読まない感じがあります。

 

ケンイチが実行したいわけ

学校で先生にいじめられていました。

 

PTAで問題になって、先生は辞めましたが、他の先生や先輩に目をつけられました。

 

親にも「嘘をつくんじゃない」「何でこんな子になったのかしら」と信用されず、転校をお願いしても許されず、悩んでいました。

 

居場所がなく孤独でした。

 

ケンイチのキャストは、渕野右登!

 

12人の死にたい子どもたち

 

映画「十二人の死にたい子どもたち」は7月下旬~8月下旬に撮影をしました。

 

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