【十二人の死にたい子どもたち】7番アンリと9番ノブオは早く来たのに!

2019年1月25日公開の映画「十二人の死にたい子どもたち」顔が塗りつぶされていたキャストが発表されました。

 

不気味なタイトルですが、怖い映画ではありません。

 

密室しゃべくりミステリーで、「死にたい」と思って集合した12人ですが、謎の13人目がいた!

 

13人目は誰?13人目の大きな鍵を握る、7番・アンリと9番・ノブオに迫ります。

 

目的を実行するには、賛成に全員一致することがルールです。

 

謎の13人目がいることで、反対意見が出て、話し合いになります。

 

13番目(0番)と12番についても書きます。

 

ネタバレがあります。知りたくない方はご注意ください。

【十二人の死にたい子どもたち】7番アンリと9番ノブオは早く来たのに!

 

原作は小説です。

死にたい子供たち十二人

 

冲方丁先さんの作品で、2015年に文藝春秋で連載されていました。

 

SF小説や時代小説「天地明察」(岡田准一で映画化)などが知られています。

 

デビュー20年目に書いた現代長編ミステリーです。

 

登場人物が12人出てくるので、混乱!整理しながら読む必要があります。

 

読みやすい!ありがたい!漫画も発売されています。

12人の死にたい子どもたち

特徴と誰の発言なのかがわかりやすい漫画版、コミックは、2巻発売されてますが、3巻目の発売は11月?予定になってます。

 

コミックは、完結していません。

 

監督のコメントがヤバい!

 

映画「十二人の死にたい子どもたち」は、堤幸彦監督の作品で、「ケイゾク」や「TORICK」「SPEC」「池袋ウエストゲートパーク」などのコメディタッチなドラマや映画は、独特のシュールな演出でおもしろい!

 

シリアスや社会派映画も公開している監督で、不吉なタイトルにアップテンポなリズムの曲!

 

もう、おもしろそう!と期待しかない!堤幸彦監督のコメントがヤバい!

 

「十二人の子どもたち」を演じた、これからの日本を背負う若き役者達がヤバい。
「死にたい=集団安楽死」というテーマが、相当、ヤバい。
撮りながら、今まで感じた事がない、自分の細胞が総毛立つ瞬間が何度も何度もあった。
やっぱりヤバかった。
たくさんの意味で。
どうしよう…。
面白すぎて人に観せたくないぞ。
棺桶に持っていきたいけど、そうはいかないだろうなあ。

映画「十二人の死にたい子どもたち」公式サイト 監督コメントより

 

映画は、2019年1月公開です!公開まで、4番の莉胡のキャストは発表なし?発表されました。

 

ノブオとアンリのあらすじ!深い!おもしろい!

 

 

1番のサトシが主催する「集い」サイトで集まった12人、「死にたい」と思っている10代の未成年!

 

集合は、昼12時に廃墟になった病院の地下室で、方法は、12人同時の安楽死!

 

ただ、12人の意見が合わないと実行できないというルールがあります。

 

それぞれの自由意志は尊重されていて、途中で退出することもできます。

 

退出した場合は、今までのことは秘密にすること、主催者のサトシに指示されたように、病院に入ります。

 

病院に来た順番に金庫にある番号を取っていきます。

 

 

12人のキャラクター

 

1番サトシ 高杉真宙 「集い」サイト主催者14才、病院の全てを一人で準備した。

 

2番ケンイチ  渕野右登 気にしいだけど、空気を読まず発言する、居場所が無い孤独な16才!

 

3番ミツエ  古川琴音 ロリータファッション、実行したくて急いでる、実行できないと攻撃的な発言をする。

 

4番リョウコ  秋川莉胡(橋本環奈) 帽子とマスクを外さない、発言もあまりせず控えめ。

 

5番シンジロウ 新田真剣佑 帽子、謎解きパズルが生き甲斐、リーダーシップをとって、積極的に提案する。

 

6番メイコ 黒島結菜 芯の強さを感じる、とにかく早く実行したい、反対する人には攻撃的!

 

7番アンリ 杉咲花 黒髪ロングヘア、クールで理知的、大人びている。

 

8番タカヒロ 萩原利久 薬で常に眠たい、みんなと違うことをするのはしんどい、おっとり系。

 

9番ノブオ 北村匠海 眼鏡をかけている、冷静で聡明な高校生。

 

10番セイゴ 坂東龍汰 ワイルド系、金髪、たばこを吸う15才。

 

11番マイ 吉川愛 金髪のツインテール、元気で明るい、軽いノリの女子高生17才。

 

12番ユキ 竹内愛紗 大人しい、無口。

 

12人がそろったと思った時、13人目がいた!

 

最初から、地下室に用意されていたベッドに1人寝ている?死んでる?

 

テーブルには、大量のクスリと水と車いすが置いてあります。

 

1番のベッドに寝ていたので、誰もが1番だと思っていたら、1番の番号を持ったサトシが入ってきた!

 

「誰?」誰もが疑問に思いますが、サトシは12人にしか発信してないし、侵入したと思えません。

 

集合時間の昼の12時になったので、実行の採決をします。

 

結果は、実行に賛成11人、反対1人、反対したのは、2番のケンイチでした。

 

実行のルールは、全員一致すること!

 

全員が納得して賛成になるように話し合いを始めます。

 

12人の「死にたい」を実行するにしても13人目(0番とする)をどうするか。

 

寝ている?死んでる?状態、意思確認できない状態なので、一緒に実行するわけにもいかず、外に出すわけにもいかず。

 

0番がどうやって来たのか、車いすで実況見分したり、誰かが連れてきたのか探ります。

 

早く実行したい人たちが結論を急かせたり、攻撃的に「出ていけ!」目的に向かって心理戦を繰り広げます。

 

ひとりひとりの「死にたい」理由を発表することで、自分と比べたり、賛否両論!

 

0番をどうするのか。どんな結論に達するのか。

 

学校と家庭の狭い世界で悩んでいる十代に観てほしい作品です。

 

映画のタイトルを言ったら、心配されそうですが・・・。

 

【十二人の死にたい子どもたち】重要人物の5番シンジロウとくせ者6番メイコ

 

映画「12人の死にたい子どもたち」の記事をまとめました。

気になる記事がありましたら、ぜひ見て行ってください!

⇒映画「12人の死にたい子どもたち」の記事まとめ

ネタバレがあります。知りたくない方はご注意ください!

 

9番・ノブオと上から目線の7番・アンリ

12人の死にたい子どもたち

漫画でわかりやすいビジュアル!

アンリは、中央のロングの黒髪、ノブオは、アンリの隣のめがね男子です。

 

大人びた7番アンリ

 

 

黒髪のロングヘアに黒い服、クールで理知的に見えるアンリ

 

とにかく「死にたい」を実行したい、実行に向かうように、11人を論破しようとします。

 

話し合いのリーダーをしているシンジロウに口をはさんで、結論を早く出して実行したい。

 

上から目線で押さえつけようとする態度に、6番のメイコはイライラ!

 

「最初から嫌いだった」メイコは、心理戦でアンリを貶めようとします。

 

頭のいいアンリは、それに気づいて、メイコを逆に陥れます。

 

絶対に実行したいアンリが、全員を論破しようとして言った言葉が全員の反感を買います。

 

7時間に渡った話し合いが終了しました。

 

7番・アンリが実行したい理由

 

誰もが自由に大きな選択を為せる社会にするため、社会のため?11人の誰もが理解不能???

 

生まれてくることも死ぬことも安楽死も認められる社会にしたい。

 

不妊報酬制度を社会に主張したい?貧困の国などにある制度で、不妊手術を受けた人にお金を払う制度でした。

 

アンリは、生まれつきの病気でした。

 

母親が梅毒にかかったままアンリを産んだために移りました。

 

病気は完治しましたが、母親を許せない!

 

子供は親を選べない。産む資格のない人は不妊するべきだ。

 

母親や父親のせいで、生まれてきたことで苦しめられる子供がいなくなるように、この制度を社会に認めさせたい

 

12人が死ぬことでニュースになって、死ぬ権利も主張できる「私たちがそもそも生まれるべきではなかった」と主張するために実行したい!

 

11人に沈黙が起きて、みんなが理解不能になりました。

 

ひとりひとり死にたい気持ちはあったけど、生まれてこなきゃよかったとは思っていませんでした。

 

アンリの意見は11人から反感を買いました。

 

アンリのキャストは、杉咲花!知的で気が強そうなのがピッタリ!

花晴れ

 

花のち晴れの音役では可愛らしい声で高校生役を演じてましたが、アンリ役は、低い声でハキハキ毒舌だった杉咲花、大人びた上から目線のクールな演技に引き込まれました。

 

演技の上手さが際立っていました!

 

9番のノブオは重要人物!

 

 

冷静なメガネ男子、話し合いの中では、あまり発言をしませんが、重要人物です。

 

車いすの実況見分の後に、階段から突き落とされて、行方不明になります。

 

他のメンバーは、自由意思で帰ったと思ってました。

 

行方不明のフリをして、みんなの話し合いを聞いていました。

 

そして、ドアを閉める瞬間に登場します。

 

ノブオが実行したいわけ

 

高校生の時、同級生の1人が中心になって、ノブオはいじめられていました。

 

誰かが解決してくれると期待していましたが、期待は裏切られました。

 

耐えられなくなって、いじめていた同級生を突き飛ばしたら、川(映画では階段)に転落して死んでしまいました。

 

でも、事故として処理されて、苦しんでいました。

 

誰かに聞いて欲しい、告白したい・・・9番のノブオのキャストは、北村匠海です!

 

12番のユキ

 

 

実は、アンリとノブオは早く来ていました。アンリが1番、ノブオが2番!

 

でも2人は、すぐに番号を取りに行かずに、来る人の様子を見ていました。

 

下を見ていた時に、車いすを押してきた女性が見えました。

 

手助けをしようと入口に行くと、車いすに乗った男性が放置されていました。

 

このままでは、問題になって実行できなくなる!

 

危機感を感じたアンリとノブオは、車いすに乗った0番をみんなにバレないように隠しながら、地下室に連れて行きました。

 

アンリが見張りをしながら、連携をして、ノブオが0番を運びます。

 

アンリの判断で、0番を1番のベッドに寝かせて、クスリや水を置きました。

 

0番は、12番のユキが連れてきた兄でした。

 

12番のユキが実行したい理由

 

大人しく、話し合いの時も全く話さない12番のユキ。

 

兄の自転車の後ろに乗せてもらった時に、ふざけていた時、交通事故を起こしてしまいました。

 

兄は、植物状態になって、ユキは左腕に後遺症が残り、握力がほとんどありません。

 

事故が起きたのは、自分のせいと責めていました。

 

植物状態の兄と「集い」に参加しようとしましたが、12人になって締め切りになったり、メアドが1つしか無くて無理でした。

 

2人で実行するなら、許してもらえると思って、車いすを押してきました。

 

ところが、左腕が不自由なユキが、自動ドアの様子を見に行った隙に、アンリとノブオが0番を移動していたので、とっさに隠れてしまいました。

 

12番の番号を持って、地下室に行くと兄が1番のベッドに寝ていました。

 

12番のユキのキャストは、竹内愛紗(16才)現役高校生です。

竹内愛紗

【十二人の死にたい子どもたち】心理戦がおもしろい!ネタバレなあらすじ

 

映画「12人の死にたい子どもたち」の記事をまとめました。

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⇒映画「12人の死にたい子どもたち」の記事まとめ

ネタバレがあります。知りたくない方はご注意ください!

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